地域ふれない街歩き


茶山

「茶山」は広辞苑で「茶の木を植えている山」、「茶を摘むこと」と
あります。この地は低い丘になっており、かつて茶畑が広がって
いたそうですが、今は閑静な住宅街になっており、その面影はあ
りません。市営地下鉄七隈線の茶山駅のシンボルマークは、茶の
新芽をイメージしたデザインになっています。
 しかし、地元に詳しい方の話では、実はこの一体に茶畑はもとか
らなく、茶山四つ角付近のエリアを茶山と呼んでいたそうです。昔
は近くに弓や鉄砲の練習場があり、殿様が狩りの途中、茶で一服
していたことから茶山と呼ばれるようになったとの説もあります。
 戦時中、博多方面の都市部から疎開してきた人たちが住み着い
た人も多いらしいです。
 茶山は北は荒江、別府、西は七隈、南は金山団地、東は田島が
あり、北には国道202号線が走り、県道に沿って北から南に地下
鉄七隈線が中心を貫いています。人口は約6400人、2750世帯
で、50歳代が35%以上を占め、ついで19歳未満が21%、30歳
代16%などとなっています。


茶山1丁目
茶山2丁目
茶山3丁目
茶山4丁目
茶山5丁目
茶山6丁目

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